書籍・雑誌

ゲド戦記…本の話題に追記

 先日書いた好きな本の話題にゲド戦記のことが抜けていたので追記します。
 ゲド戦記は先にジブリの映画を見て欲求不満を感じ、インターネットを見たら映画への非難が渦巻いていたので本で読んでみようと思ったものです。幸い最新作版以外は学校の図書館にあったので借りて読むことができました。
 第一巻はあまりおもしろいとは思わなかったのですが、第二巻以降はずいぶん引き込まれて読みました。主役がゲドから他のメンバーになる三巻以降がとくに良いと思いました。全巻を読んでみて、ジブリの映画が非難されるのは当然だと思いました。あの映画は、ゲド戦記のプロットの一部と登場しているキャラクターを使って作り上げた別の(不出来な)物語だったのですね。原作者が「あれはゲド戦記ではない」と非難するのは同然です。
 最終巻のラストで、作者がもう続編は書かないと宣言しているようで残念に思います。
 不出来なジブリ版を忘れるために、光瀬龍の大作「百億の昼と千億の夜」を萩尾望都が視覚化したように、このゲド戦記という作品も誰かに取り組んでほしいものです。

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好きな本の話題を少々

 担任をしていたときの学級通信に載せたもののリニューアル。変更は、追記部分だけです。

 わがクラスは昨年度の図書の借り出しが0だった。本を読まない生徒が多いというわけではないだろうが、少々気になる。そこで、個人的にお薦めの本を紹介する。
 少し古いが、夢中でよんだのはアイザック・アシモフの「銀河帝国興亡史」である。基本のファウンデーションシリーズが三部作で、その前後に、有名なロボット三原則が登場する「われはロボット」や「鋼鉄都市」も含む壮大なストーリーである。地球を離れた人類の未来の物語である。(追記)二年ほど前に、別の作家による作品が追加された。アシモフのようなひねりは無いものの、ストーリーはおもしろい。
 昨年の夏にテレビで「新宿鮫」シリーズを見て、このシリーズも読んでみた。大沢在昌の作品で、この本も図書館にあり、おもしろい。引き込まれて読み続けた。設定は、キャリアでありながら新宿薯防犯課に所属し、真っ向から犯罪に立ち向かう鮫島という警部が主人公で、警察内部の犯罪も扱われており、最近の警察官僚の不祥事を予告しているような本である。
 なお、私的なことではあるが、私自身が物理を勉強したいと思うようになったのは、高校生の時に、ジョージ・ガモフの「1,2,3,…,無限大」という本を読んでからである。この本は、当時は教科書には載っていない宇宙の誕生=ビッグバンを青少年向けに解説した本で、ともかく読んで驚き、感動したという記憶が残っている。科学で宇宙の誕生を説明できるということ、にである。大学では不勉強だったので、初心を貫くことはできなかったが、私の人生に大きな影響を与えた本だった。残念ながら、本校の図書館にはない。
(追記)今年、理科としてG・ガモフコレクションの購入希望を出しました。
 八戸出身の翻訳家が訳した「夜の罪」(頸草文庫)とその続編もおもしろかった。分厚い本で、朝の4時頃までかかり、その日は寝不足。
 漫画でおもしろかったのは、なんといっても、ドカベン。次に、ドラゴンボール。そうそう、YAWYRAちゃんも。いずれも図書館にないのが残念。(追記)手塚治虫が書いたPLUTOを浦沢直樹が違う視点で描いている。原作ではアトムが主人公だが、PLUTOでは、原作で脇役として登場した刑事ロボット「ゲジヒト」の視点から物語が描かれる。これは現在ビッグコミックオリジナルに連載中。 

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