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東北本線が消えた

12月4日、東北新幹線新青森駅の開業で、並行在来線は「青い森鉄道」に移管され、青森県内から東北本線が消えました。

写真は、八戸駅を出発する最後の特急「つがる33号」。
P1020575a

日本鐵道の上野~青森間全通は1891年9月1日、鉄道唱歌40番で「勇む笛の音いそぐ人 汽車は着きけり青森に むかしは陸路廿日(はつか)道 今は鉄道一昼夜」とうたわれました。
出稼ぎ列車と呼ばれた急行「八甲田」や寝台急行「十和田」、ディーゼル列車で、とても速かった特急「はつかり」、東京出張の際によく利用した寝台特急「はくつる」(東北線経由)、「ゆうづる」(常磐線経由)が思い出に残っています。私は40歳を過ぎて運転免許を取得したので、それまでは青森への往復に仙台までの急行「くりこま」によく乗りました。電車急行で、「はつかり」と同じくらいのスピードで走行するので、助かりました。
三八地労連結成後に、在来線を守る運動が行われました。「在来線を守る全国のつどい(1991年1000人)」、「東北本線を守ろう・奥中山のつどい」(1992年650人)、「東北本線・地方交通線を守る岩手・青森県民集会(1996年800人)という記録が残っています。三重連で有名な奥中山のSLも見ましたが、特別運行で、重連だったと記憶しています。
今回の移管で、八戸-青森間は普通運賃がJRの1.37倍、通勤定期は1.65倍に値上げとなりました。通学定期は学生の負担軽減のため据え置きとなりました(八戸駅開業の際に青い森鉄道に移管された区間の通学定期はJRの1.65倍の水準となっていましたが、今回JRと同水準に引き下げられました)。
新幹線建設の地元負担を押しつけ、(赤字の)並行在来線は地域に丸投げするという国とJRの姿勢に疑問を感じます。再び地方交通線を守る運動が必要になっているのではないでしょうか。

追記 八戸-青森間のJR運賃は1620円でしたが、青い森鉄道は2220円。600円もの引き上げでした。金額で表示されると驚きますね。

 

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コメント

もう見ました、面白いですね

投稿: うたわれるもの 画像 | 2010年12月 9日 (木) 10時09分

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