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東奥学園・長内先生の解雇撤回訴訟の地裁判決についての声明(転載)

県労連新聞から支援共闘会議事務局長の声明を転載します。

このままでは納得することはできない!

     東奥学園・長内先生の不当解雇撤回闘争支援共闘会議
                          事務局長 蒔苗克敏

 6月24日(水)、不当解雇撤回のたたかいをすすめてきた東奥学園長内佑輔先生の裁判に対する判決が言い渡されました。満席の傍聴席のなか、裁判長が読み上げたのは「主文、原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」というわたしたちにとっては愕然とする内容でした。要するに結論からすると、長内先生はこの裁判に敗訴したのです。
 しかし、判決をよく分析してみると、必ずしも長内先生にとって不利な内容だけになっていないことがわかってきました。たとえば、理事会は長内先生には「雇用継続に対する期待利益には合理性がある」と認定しました。つまり、裁判所は長内先生が常勤講師から専任教師に採用されることを期待するのは当然のことであったと認めたわけです。その理由として裁判所はおもに次のような理由をあげています。まず、理事会は臨時教員は「雇用の調整弁である」といった主張を繰り返しおこなってきましたが、これについては消極的ながらも「現に雇用されている臨時教職員を具体的に削減する必要があると示す状況にはないというほかないから、これら臨時教職員の雇用継続への期待の合理性を否定する事情となるものとはいえず…」と漠然と経営がきびしいといっても安易に臨時教職員を雇止にすることはできないことを認めています。また、理事会は長内先生の勤務状況が劣っていたという主張をおこなってきましたが、これについてはほぼこちら側の主張を認めたかたちで、勤務状況は専任教員と何らかわらない状況にあり、雇用継続を期待する事情は多々あったと判断されました。
 では、なぜ長内先生の職場復帰は認められなかったというと、裁判所は長内先生のごく個人的な内容をとらえて理事会が処分した一点のみで、長内先生が理事会とのあいだの信頼関係をそこねたと判断し、請求を棄却したのです。しかも、その判断には多分に裁判長の主観が込められていると考えざるをえません。判決文を読むと「原告は、以後は実家から通勤する旨の顛末書を被告に提出したにも拘わらず、これを無視して、従前どおりの婚約者との同居を継続し、婚約者宅からの通勤していたものと推認せざるを得ない」、「原告は、戒告処分を真蟄に受けとめることなく、~(中略)~婚約者との同居の実態を変える意図なく、安易に上記顛末書を提出したのではないかとの疑いを拭えないところである」などといったあいまいな表現がみられます。準備書面で主張してありますが、この問題については理事会による事実誤認が含まれており、私たちにとってはとうてい納得できる判決とはいえません。
 前述したとおり、-程度の成果をおさめることができた判決ではありますが、わたしたちの最大の目標である長内先生の職場復帰を実現する判決を勝ち取ることはできませんでしたので、高等裁判所へ控訴し再度司法の判断を求めていきたいと考えています。長内先生の職場復帰を実現するたたかいへのさらなるご支援をよろしくお願いします。

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コメント

私も、この判決には納得していません!
私が卒業した年に長内先生が不当解雇されたので、ショックです↓↓長内先生の、おかげで高校生活、すごく楽しかったのに・・・
私達、生徒から奪わないでって思います↓
長内先生は本当に最高な先生でした!

投稿: 東学☆卒業生 | 2009年7月24日 (金) 23時52分

東学☆卒業生さん、コメントありがとうございます。
>私達、生徒から奪わないでって思います
生徒や卒業生、保護者の気持ちにこたえる判決を出してほしかったですね。

投稿: マリオ | 2009年7月25日 (土) 23時15分

マリオさん☆
返事ありがとうございました!
なんか諦めないで控訴するみたいですね!頑張ってほしいです☆長内Tは最高の教師です!

投稿: 東学☆卒業生 | 2009年8月 3日 (月) 14時02分

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